弱キャラ友崎くんLv.3 (ガガガ文庫)電子ブックのダウンロード

弱キャラ友崎くんLv.3 (ガガガ文庫)

, 屋久ユウキ

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弱キャラ友崎くんLv.3 (ガガガ文庫)電子ブックのダウンロード - こんなの弱キャラの夏じゃねえ!怒濤の一学期が終わり、夏休み。薄々特訓漬けになる気はしていたが、日南葵というリア充モンスターは俺の予想のはるか先をいっていた。「まあ簡単に説明するとね、優鈴と中村をくっつけようって合宿なのよ」BBQからの川遊びからの男女お泊まり。まあ、リア充を絵に描いたようなイベントだなと思う。問題はただひとつ。そこに俺も参加するということである。なにこの圧倒的違和感。男同士のトークも頑張れって日南の意図は分かるけど、中村となに話したらいいんだよ……。さらに、日南のスパルタは止まらない。「この夏の目標は、『菊池さんと付き合うこと』ってところね」いやいやいや、それもうほとんど最終目標だろ! 俺の夏休み、どうなっちゃうの!?バイト、合宿、デート……弱キャラにあるまじき、充実した夏が始まる!!『このライトノベルがすごい!2017』で新作部門3位にランクインした超話題作、待望の続刊!! 弱キャラが挑む人生攻略論第3弾!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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◆しばしば新人賞作家は、書き上げられるなら、三巻目までの出版は約束されていると言われる。ということは三巻までに何かオチがつかなければならないわけだが、あとがきを読むと続刊も順調にされそうなので、急に打ち切りのように終わるとか、そういう性急な事態はなさそうだ。◆そんな話からなぜ入るかというと、基本的には同じ調子であったLv1、Lv2に対して本巻が異質な、起承転結で言えばまさに「転」とも言えるべき動きを見せるからだ。終わりではないが、かなり決定的な変化である。ということで以下、ネタバレなども含まれる。◆本巻は、友崎の成長を描くという点では一致しているとはいえ、前巻までとは決定的に異なる展開をたどる。それは、菊池さんのルートを拒否し、日南ルートに入ったということである。しかし、その代償として日南から根本的な拒絶をされることとなった。◆これは素晴らしい展開であるが、同時に、読者的にはなかなか厳しい・こそばゆい展開でもある。本作は、いわば日南という最高のコーチをともなった、早すぎる「恋愛工学実践講座」と言える。その工程の精密さ・実践性は非常に練り込まれており、大人でも参考になるところすらある。そして、恋愛やスクールカーストで上位に行くことを「ゲーム化」するメソッドとして十分なだけのゲーミフィケーションが成立しているという点でも作品として(そしてライフハック)として一流の見立てが作品に織り込まれている。2巻までは、そのスポ根的成長譚を、単純に楽しむことができた。しかし今巻ではそれが損なわれる。カリキュラムの消化の放棄である。コーチの日南のルートに入るためには、日南に教わったことを実践しているだけでは足りるはずがない。日南を超えなければならないのだから、決裂は必然的なものだった。◆また、日南の完璧な演技を相対化するようなキャラとして水沢が現れる。水沢は男版日南として、いわば友崎の成長の伴走者に、《日南によって》設定された存在である。だが、男版日南ということは、自分が演劇的な存在であることに自覚があるということであり、そんな水沢から日南が「お前も同じだろ」と詰められる展開が生じる。だが日南はそれを演技によっていなしきる。ここには、日南はメインヒロインであり、水沢はそうはいってもサブキャラであるという、決定的な差異が感じられる。日南は単に自己意識的なのではなく、自分がメインヒロインであることについて自己意識的なのであり、ことによっては自分が主人公であるとすら思っていることだろう。水沢は決して主人公にはなれない。◆こういった情報が盛りだくさんに詰め込まれた充実の一巻であるが、星3とした。理由は、展開が早すぎたように感じたからだ。それがまさに冒頭で述べた「三巻までの出版約束」と絡むものである。三巻で終わるかもしれない物語なら、急いでエンディングに持ち込まなければならない。おそらくその発想もあってのことだろうと思うが、本巻の展開は早すぎる。特に水沢の日南へのアプローチと、菊池さんを振る展開が早すぎる。菊池さんに告白し、相手に受け入れてもらえただろうはずなのに、そうしなかった――という友崎の発言には説得力がある。しかし、そこには本来あるはずの「告白しようとしたけどできなかった」というプロセスが抜けている。突然、友崎は覚醒したような感じになっている。ここには拙速を感じる。むしろ、前回選挙で特別な紐帯を結んだみみみとの関係が燃え上がるなどして、菊池さんルートを邁進する動きがおかしくなるとか、そういった動きこそが自然なはずなのに、今巻は急激に筋書きのために人間関係が操作された印象が強まった。◆繰り返しになるが、友崎が日南に反旗を翻すのも早すぎる気がするし、その要因になったとはいえ、水沢の動きも同じく早すぎる。この水沢の動きは、水沢が本来持っていたポテンシャルやミステリアスさを毀損しているように思われる。これが『ゲーマーズ!』であれば、つきあったていの引きで、次巻で実はそうではなかったという帳尻合わせをするのだろう。そうして欲しいわけではないが、大した恋愛もしたことがないのに、カリキュラムに突然批判的になった友崎の態度もはなにつく。これは菊池さんが「演技しているときはしゃべりにくい」ということを述べたことによるわけだが、いわゆる「ルーティン批判」である。しかし、ルーティン批判はやはり早すぎる。なぜならその究極の形である日南がそこにいるからだ。この点、アタファミは友崎の方が強いから自分は例外説を取ったことは、(作中において)唯一の(そして本当に重要な)日南に対する反論可能性がある言説だが、ゲームの技術とコミュニケーションに因果関係があるとは証明されていないし、むしろ現実をゲーム的にする過程でルーティン(反復練習)の重要性が強調されているはずなのだから、やはり、初歩的には友崎の主張は不十分である。初歩的でないことを言わせるだけの蓄積が積まれているとも思えない。これでたとえばカラオケ屋のバイトなどとうっかりつきあってしまったとか、そういう展開があるのであれば話も違ったが、それすらしていないのである。色々努力はしたかもしれないが、まだ教習所内の話であって、路上教習にすら行けていないのではないかと思わされる。自己啓発のパロディ小説であるからこそ、成功譚の蓄積が他の作品よりも重要になるはずだ。◆ということで、大筋の方向性には問題を感じているわけではないが、他に類を見ない個性的な作品であるがゆえに、間をしっかり埋めてほしかったという悔しさがあるので、本来☆4くらいの評価であるのを、☆3とさせて頂いた。1巻を☆5、2巻を☆4とした際の相対評価でもある。ただ、次巻も絶対的に楽しみにしているので、そういう点では強く応援している。
de 屋久ユウキ
4.5 5つ星のうち (33 人の読者)
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